自作軽キャンパーで車中泊

自作軽キャンピングカーで車内調理をやってみた

ミニキャブバンに畳を敷いてカーテンをつけただけという「えせキャンピングカー」もとい「走る秘密基地」でとうとう車内調理する日がやってきました。
寒い冬は車内調理に限ります。
カセットコンロと小さなヤカンさえあれば、カップめんやインスタントコーヒーを楽しめるし、何より暖を取れる。
ちなみにこの日はとにかくお肉が食べたくて、あれこれ悩んだ挙句、しゃぶしゃぶをすることにしました。

用意するのはスーパーのチルド麺売り場によく置いてあるアルミ鍋に入ったうどんと、お値打ちな牛細切れ肉。これで幸せになれます。
まずは鍋焼きうどんのつゆのみをアルミ鍋に移して沸騰させます。
そこに牛細切れ肉をくぐらせて、アツアツをそのままパクっといっちゃいましょう。
この頃にはもう車内はポカポカのはずですので冷たいビールか何かをグビっとやれば超幸せ。
もちろんシメには取っておいたうどんを鍋にブチ込んで、肉うどんでいただきましょう。

やわらかな冬の日差しを受ける山々を眺めながら、暖かい車内でしゃぶしゃぶを肴に酒をあおる・・・
景色が悪ければスマホかノートPCで好きな音楽や映画を見ながらやるもよし、買い溜まってしまった本を読みながらでもよし。
誰にも邪魔されない居心地の良い空間。
まさに秘密基地ならではの贅沢なひとときです。
自作軽キャンパーで車中泊

自作軽キャンパーで野登山に車中泊してきた

三菱ミニキャブバンの後部座席に畳を敷いただけの自作軽キャンピングカーで、またもや車中泊をしてきました。

ちなみに前回は
http://subcal.jugem.jp/?eid=763
去年の車中泊は
http://subcal.jugem.jp/?eid=743
http://subcal.jugem.jp/?eid=745



今回登った山は鈴鹿と亀山の間にある野登山。

ほぼ山頂まで舗装された車道が通ってて、車中泊マニアには絶好のスポット。



山頂付近にある広場・・・というかつぶれたレストランの駐車場に車を止め、キャンプの準備を開始。

間仕切りカーテンを閉めて、銀マットを加工したシェードを窓に貼り付けます。

これで車内のプライバシーはバッチリ確保。

全裸で寝てても通報されることはありません。

折りたたみテーブルの上には今宵の宴のためのお酒、ノートPCもスタンバイOK。



ノートPCはスマホのテザリングでネット接続。



白ロムで買ったドコモのF-12Cにiijmioの激安SIM(使い放題¥980/月)で問題なくテザリングできました。

とはいえ、200kbpsしか出ない仕様なのでデカいファイルのDLには不向きですね。

普段のネット巡回だけなら問題なく使えるかと。

さて、そろそろ腹ごしらえです。



またもややってしまいました。

安定の一人焼肉@山頂。

鈴鹿市街を見下ろしながら食べる焼肉とビール、旨くないはずがありません。

にんにくを丸ごと炒めて塩こしょうしたヤツ、うまかったなぁ。

大自然の中、ゆっくりと流れる時間をおひとりさまで楽しむ・・・オトコの特権とでも言いましょうか。

嫁と子供は今度焼肉にでもつれていってあげましょう。



さて、すっかり日が暮れてしまいました。

6月下旬、しかも今年は平年よりも気温が低いこともあって半袖じゃいられないほどでした。

焼肉の後片付けをしたら、いよいよ車内に移動。バータイムの始まりです。



イエローハットの景品でもらったLEDランタン2つをつければ、車内はいい感じの雰囲気に。

今夜は何をしようかなとウィスキーを飲りながらPCをいじくってたら、どういうわけか無性になつメロが聴きたくなったため、

保存してあったmp3を片っ端から聴きまくった挙句、youtubeを見まくってバッテリー切れになる始末。

音楽とお酒のマリアージュはストッパーが効かないことが実証されました。

そんなわけでいい感じに酔いがまわってきたところで一服がてら夜景の写真を撮ることに。



なかなかの夜景でしょ。

毎回言うけど実際のがもっと綺麗です。

今回はこの辺で。

自作軽キャンパーで車中泊

自作軽キャンパーで長谷山に車中泊してきた

またまたやりました、車中泊!しかもまた長谷山で。

ちなみに去年の様子はこちら↓
http://subcal.jugem.jp/?eid=743
http://subcal.jugem.jp/?eid=745

今年はGW真っ只中に長谷山で一人キャンピング。



スーパーでいろいろと買い物をして頂上に着いたのは16時ごろ。

まだ陽が明るいうちに登ったのには理由がありました。



頂上で焼肉@おひとりさま。

これよ。テンションあがりまくりのアウトドアクッキング。

津市内を見下ろしながら食べる焼肉とビールはもう最高です。

途中、頂上に登って来た老夫婦に「いいことしてますね。」なんて声をかけられて

ついつい話し込んじゃいましたが、そういった人とのふれあいも旅の醍醐味かと。



おなかいっぱいになった頃にはすっかり陽も暮れて、舞台は社内に移ります。

ミニキャブの窓に断熱&目隠しシートを装着。

去年は黒いポリ袋をマグネットでくっつけてただけだからだいぶ見栄えがよくなりました。

この日は少し寒かったので畳の上に早くも銀マットを轢いて暖をとる事に。




ゴロンと横になりつつ山にちなんで買ってきた山崎をちびちび。

しーんと静まり返った誰一人いない山の上でシングルモルトを味わうひととき。

窓を開ければこんな夜景が。



スマホで撮ったから微妙だな・・・。

実際はもっと綺麗なのに。やっぱデジカメ持ってくべきだったか。

そんなことをしてるうちに22時をまわり、さすがにシーンとし過ぎて寂しくなってきたので、NHK-FMをかけながら

まったりと飲んでると突然携帯がけたたましく鳴り響く。

かけてきたのは連れのK。

私がFBに車中泊の様子をリアルタイムにアップしてたのを見て「俺も行くわ!」とのこと。

まぁ、いいか。珍しいことだしOKしようということでKを待つことに。

数十分後、山道を登るクルマの音が聞こえたので降りていってみるとそこにはKの姿が。

ミニキャブの中にご招待し、夜更けまで話し込んじゃいました。



翌朝、二日酔いですわ。アタマ痛かった。。。

朝のすがすがしい景色を眺め、前もって買っておいたおにぎりを食べて岐路についたのでした。

いやぁ、今回の車中泊も楽しかったです。

山頂焼肉もよかったけど初のゲスト乱入っていうイベントがね。

次回はどこに泊まろうかな。

自作軽キャンパーで車中泊

車中泊仕様の軽自動車でキャンピングしてきた その2



「車中泊仕様の軽自動車でキャンピングしてきた その1」のつづき。

酒と食料、車中泊に必要な用具を搭載したミニキャブえせキャンパーが長谷山の頂上に着いたのは午後9:00前。

もうね、あまりにすばらしい夜景だったので早速写真撮りました。

もちろん長谷山頂上には自分以外誰もおらず、この夜景は俺が独り占め。

なんという贅沢でしょう。今夜は夜景を眺めながら独りで酒盛りです。



しかし、いくら誰もいないからといっても、窓に目隠しがないのは落ち着きません。

光線透過率3%くらいの濃いスモークを貼ってますが、外から見ると灯りをつけた車内は丸見え。

残念ながらカーテンをつけていないので、黒のポリ袋をマグネットでくっつけて目隠しにしました。



オサレ感ゼロですね。

我ながらこの写真は酷いと思います。

キャンプというよりホームレスっぽいぞ。

せめて黒い布の暗幕なら見栄えも違うんだろうな。今後取り付けよう。

ちなみに灯りは天井の内張りを固定するスチールのアーチに乾電池式のLEDランタンを引っ掛けました。



退屈すると嫌なのでノートPCもスタンバイ。

もちろんド田舎の山奥なのでWi-Fiはおろか、3Gすらままならぬ電波状況ですが。



最後に一列目シートの後ろにとりつけた間仕切りカーテンを閉めれば快適な個室・・・いや、

俺の秘密基地の出来上がり。




テーブルの上にはさっき買ったシューマイと金麦が今か今かと私を待ってます。

おなかぺこぺこのはずなのに部屋作りに夢中になっててもう9時半。そろそろ酒盛り開始です。

冷たい金麦をゴクゴクっと・・・そしてシューマイをひと口、

シューマイうまいぜよ(泣


達成感と充実感もあいまって、ただの第三のビールとスーパーのシューマイが格別のうまさです。

これだから外での飲み食いはやめられません。




チンザノも開けちゃいました。スモークサーモンに合いますな。

ちなみに実際の車内はこんな明るさ&色合いです。

ポリ袋さえ気にしなけりゃ結構ムーディ勝山でしょ。

今回は時間の都合上出来合いの肴しか用意できませんでしたが、次回こそは自炊しようと計画中です。

手軽なとこだとカセットコンロで焼きそばとかイカ焼きとかね。

匂いこもると嫌だから外で調理決定だな。

イカ臭いクルマになったらシャレにもならん。畳なんて敷いてるからなおさら。


さて、いい感じに酔っ払ってきたのでシャッフルマスターやPASなんかをかけて一人野外レイブでも

しようかと思いましたが、万が一登山者がいて変態扱いされた挙句にボコボコ、もしくは通報されてタイーホ

されるのが恐ろしくなったのでやめました。

そのかわり、せっかく高度の高い場所にいるんだからと思い、広帯域受信機でワッチを開始。



アイコムのIC-R6に第一電波工業のアンテナSRH-789を取り付けてあります。

アンテナの屈曲部がバカになってるので「おゆまるくん」をくっつけて固定。(ピンクのやつね)

とりあえず救急無線をサーチしたところ、北は救急名古屋から南は救急松阪までバンバン入感しまくりで感動。

もしやと思い海上無線をサーチしたらこれまた山奥なのに電波キャッチ。

流石は山頂、高いが故になせる業です。感服いたしました。

夜景を眺めながらのワッチはロマンを掻き立てます。

無数の街灯りの上空に飛び交う無数の電波。

それらを今まさに自分がキャッチしているんだと思うとワクワクが止まりません。



そうこうしているうちにもう真夜中すぎ。

さすがに仕事の疲れが出たのかちょっと眠くなってきたので、外で歯を磨いて毛布にくるまって横になりました。

ミニキャブの車内は暑くも寒くもなく、ちょうどいい室温。

いい時期に車中泊できてほんとに良かった。

いつのまにか眠りについていた私は、ウグイスの鳴き声で目が覚めました。



おはようございまーす。

荒れた室内をお見せするのははずかしいですが実際はキャンプなんてこんなもんです。

眠気覚ましに朝ごはんに買っておいたおにぎり食べてから、山頂からの眺望を撮影しに出かけました。





中央に見える集落が殿舟団地、その向こうが津市丸の内あたりです。

伊勢湾海上には黒いタンカーが一隻浮かんでいました。

しかし電線ジャマだな。



そろそろ車へ戻って撤収準備開始です。

毛布をたたんでゴミを片付けて目隠しを取り外して、普通のクルマへ戻します。

旅館に泊まった翌朝みたいな気分で名残惜しい・・・。



保冷バッグに入れていた氷はほとんど解けていましたが一晩持ちました。

一人車中泊ならクーラーボックスじゃなくても十分事足ります。

それと飲料水とは別に手洗い・うがい用の水500ml〜1Lは絶対必要だと実感。

水ってほんとに貴重。

蛇口ひねれば出てくるものだけど、ここにはひねる蛇口が無い。


あと、退屈しのぎに持ってきたPCは結局一度も使うことありませんでした。

夜景と電波ワッチで十分楽しかったからでしょうね。

しっかりと後片付けをした私は昼前に下山。

次はどこで車中泊(車中呑み)しようかな。

自作軽キャンパーで車中泊

車中泊仕様の軽自動車でキャンピングしてきた その1



自作軽キャンパーのミニキャブで初めての車中泊に行ってきました。




実際に車中泊して、何が不便でどうやったら改良できるかをチェックするのが目的・・・というのはタテマエで、

ホントは早く車中泊したくてしたくてたまらなかったんだよ!

というわけで、嫁にはそれらしくタテマエでとりつくろって、アラサー男の一人旅は始まったのです。




まずは目的地・・・というか今夜の寝床探し。

車中泊で万が一トラブルに巻き込まれても、ひと気のあるサービスエリアや道の駅なら助けを呼べるのでベスト!

というのがセオリーですが性格がひねくれてる私はあえて、

悪人すらもいないような超田舎の山上にしようと決めました。

ここです↓


大きな地図で見る


三重県津市民なら誰でも知ってる、「長谷山」です。



長谷山は子供の頃から慣れ親しんでる、言ってみれば「俺の庭」。

地元ならではの安心感というのは車中泊初心者にとって心強いもんです。

しかもこの山から見る夜景はなかなか素敵というのもありこの山を選びました。



さて、寝床が決まったところで早速準備開始。

金曜日、仕事を定時18:30に終え、ダッシュでスーパーへ買出しに。

車内で使う調理器具はまだ持っていないので、そのまま食べられるものとお酒を購入。

スモークサーモン、オイキムチ、シウマイ、貝のわさび和えにビールとチンザノドライ。

買ったものを羅列するのって意外と恥ずかしいもんですね。

よく言えば和洋折衷だけど、まるで方向性の違うメンバーが集まったバンドみたいで1stアルバム発売前に解散しそうです。

しかし何はともあれ、旅立つ前の買出しは楽しみのひとつ。

特別な夜には好きなものを食べて好きなものを呑む。これに尽きます。



食料と飲み物が準備できたら、次は一晩車で楽しく快適に過ごすための道具を揃えます。

乾電池式のLEDランタン、毛布と枕、非常食はすでに積んであるのでクリアー。

新たに積んだのは、飲み物を飲むグラス、歯ブラシ、うがい用の水、ベープ蚊取りマット、着替えと厚手の上着、

保冷バッグと保冷剤、ノートパソコン、広帯域受信機、デジカメです。

ノートパソコンは山頂でヒマになった時のことを考え、いろんな動画とかエミュを詰め込んであります。

広帯域受信機は山頂であやしい電波をキャッチしようと思い積み込みました。

いろんな意味で一番怪しいのは私かもしれませんが。

その2へつづく。